どんな団体?

一宮市を拠点に活動する、ヘルプマーク周知・啓発団体。

平成29年、前身の市民活動団体「Rainbow Land9」(レインボーランドきゅう)始動。

当初は歌を通した「線維筋痛症」という病気の啓発を主な活動目的としていたが、

平成30年に愛知県でのヘルプマークの配布開始の報道を機に、マークの啓発を開始。

そして令和2年、ヘルプマーク普及及び教育活動を充実と本格的な人材・後継者育成を進めるために、他団体と共同ですることを踏まえ、団体名を「たなばたハートクラブ」に変更。

どんな活動?

前身となった「Rainbow Land9」が掲げてきた

ヘルプマーク共育プロジェクト

を引き継ぎ、音楽やダンス、落語やゲームなどを通して、楽しみながらマークのことを知り、理解を深める。

プロジェクトを基にした団体主催イベントは、令和元年7月より開始。まだ始まって間もないが、参加した方からは

「楽しかった」

「初めて見たが、これから意識していきたい」

という声が上がっている。

また、このプロジェクトを学校教育現場に取り入れるべく、関係各所と調整中。

活動を通して思いやりの大切さを伝え、いじめや差別、偏見を減らしていき、優しさの街・一宮をつくるお手伝いをしている。



代表の紹介

末守 美成都

すえもり    み   な   と

平成9年、一宮市生まれ。

幼少より運動時における強い疲労感の症状と向き合い続け、度重なる感染症等の影響により病状は悪化。疲労感に痛みも加わり検査入院するも異常なく、精神科に通院。その際「社会不安障害」と宣告される。

中学時代には、病気への無理解からいじめを受けるも、2年時に坂本九の歌と出会い、心の救いとなる。しかし3年時に再度悪化し、市内の精神科に通院開始。学校も休む日が多くなっていく。

一度岐阜の商業高校を受験するも、体調の波が激しく通学不能となる。後日通信制高校を受験し入学。療養しながら勉強を続けていく。

高校時代、偶然図書館で「線維筋痛症」の本を見つけ「これではないか」と思うも受診に至らず。後に病状が悪化した際に受診した病院で紹介。平成27年1月に診断され、投薬治療を開始する。また市内の精神科にあるリハビリにも通い始め、病状は一時落ち着く。

同年秋、坂本九への憧れから市内の福祉施設に慰問を開始する。翌28年にも数度慰問を続け、不安障害を完治するには至らずも、次第に自信を取り戻す。そして同28年7月、一宮七夕まつりの真清田神社ステージで初舞台を踏む。

平成29年1月、市民活動支援センター登録団体の仕組みが変わることを受け、更に活動を大きく展開させていくことを目的に、同級生ら5人と「Rainbow Land9」を設立。3月にツインアーチ138野外ステージで設立後初のイベントを開催する。

その後も4月、5月と活動を継続。6月には他団体主催のイベントに参加。線維筋痛症の啓発を中心に活動した。

9月、米国の女性歌手・レディー・ガガ氏が自身の病名を公表し世間が騒然となる。その際に中日新聞の取材を受け、1面に掲載される。掲載日にライブを開催し、掲載された「pain~一人じゃない~」を披露した。

翌30年からは、他団体のイベントにも参加することが増えていく。団体代表としてだけでなく、一人のご当地歌手としてステージで歌を披露した。

また、新聞掲載以降、歌やベリーダンスなどの個性派ユニット「みなと音楽隊138」を結成。令和元年には、名古屋へ初出張し、イベントに参加した。

現在は「線維筋痛症」のような見た目では分からない病気や障碍を抱える人達が持つ「ヘルプマーク」の普及活動を続けている。楽しみながら学ぶ「ヘルプマーク共育プロジェクト」を提唱。思いやり落語「ヘルプマーク」の原案を創るなど、多彩に活動している。


代表曲:pain~一人じゃない~

新型コロナ感染拡大時には、後に線維筋痛症や慢性疲労症候群のような病気を抱える人が増えるとの懸念を示し、この歌を動画で披露しました。

令和2年には、活動開始5周年の節目を迎えるも、新型コロナ騒動が続き、記念行事が開催不可に。

そこで、5年間の歩みを写真で振り返る動画を作成。新時代の「pain~一人じゃない~」を作りました。

君には輝く夢がある

小学6年生の時の校長先生が作詞作曲された歌。

この歌が大好きで動画投稿したところ、先生と再開することができました。

お元気そうで何よりでした。

好きな行事の1つで、一宮市といえば欠かせないのが「一宮七夕まつり」。

あまりにも大好き過ぎて、ついに歌にしてしまいました!